文体の軌跡
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文体の軌跡
沖積舎, 1986.5
- タイトル読み
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ブンタイ ノ キセキ
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内容説明・目次
内容説明
文学的文体論の第一人者である著者の三冊目の論考。曖昧な文体概念に明晰な指標を与え、かつ実践的に文学成立の根源である文体発生の機微を追究する。
目次
- 文体と言語—文体とは何か
- 価値としての文体
- 文体論の諸問題
- 近代作家から現代作家へ—その文体の推移
- 言語学、文体、文学研究
- 二葉亭四迷、内面の言語へ
- 『猫』の文体・序説
- 芥川龍之介の文体
- 高村光太郎における思想と文体
- 犀星の文体
- 文語と口語—萩原朔太郎
- 堀辰雄の文体
- 志賀直哉の文体
- 小林秀雄における言語意識と文体
- 岡本かの子の文体—「女体開顕」をめぐって
- 文体における裸体と装飾
- 五人の作家(有島武郎;武者小路実篤;志賀直哉;佐藤春夫;室生犀星)
「BOOKデータベース」 より