ヘーゲルの国家理論
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ヘーゲルの国家理論
日本評論社, 1986.12
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ヘーゲル ノ コッカ リロン
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ヘーゲルの国家理論
1986
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ヘーゲルの国家理論
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内容説明・目次
内容説明
本書は、近代自然法国家理論が、19世紀ヘーゲルの法ないし政治哲学において、いかに受容せられ、そして超克せられんとしたかを、主に扱うものである。対象は1821年のヘーゲル『法哲学要綱または自然法と国家学概要』にしぼられ、全体は大きく市民社会論と国家論との二つに分けられる。このうち市民社会論が近代自然法国家理論に即応ないし対応し、国家論がそれを批判するヘーゲル独自の国家理論の考察ということになる。
目次
- 第1章 市民社会の構造(二つの原理と体系;欲求の体系;全面的依存性の体系)
- 第2章 人倫の喪失態(人倫の規定;人倫の喪失;人倫の実現へ)
- 第3章 ヘーゲル市民社会論の特色(市民社会の成立と国家;欲求の体系と全面的依存性の体系;市民社会批判)
- 第4章 国家の理念と態様 1(人倫の現実態と有機的国家体制;君主;官僚)
- 第5章 国家の理念と態様 2(議会;国民;対外主権)
- 第6章 ヘーゲル国家論の特色(ヘーゲル国家論の方法;ナポレオン型国家;ヘーゲル国家論批判—マルクスのヘーゲル批判の批判)
「BOOKデータベース」 より