弁証法的想像力 : フランクフルト学派と社会研究所の歴史 : 1923-1950

書誌事項

弁証法的想像力 : フランクフルト学派と社会研究所の歴史 : 1923-1950

マーティン・ジェイ [著] ; 荒川幾男訳

みすず書房, 1975.7

タイトル別名

The dialectical imagination : a history of the Frankfurt school and the institute of social research : 1923-1950

タイトル読み

ベンショウホウテキ ソウゾウリョク : フランクフルト ガクハ ト シャカイ ケンキュウジョ ノ レキシ : 1923 1950

注記

参考文献: 巻末p[12]-27

内容説明・目次

内容説明

著者のジェイは、おそらくはじめて、「社会研究所」をめぐる思想家たちの多様な営為を一つの展望のなかに囲いこんだ。これまで知られなかったこれら思想家の結びつきが明らかにされ、これまで知られなかったヨーロッパとアメリカの思想圏の交錯が解明されて、この展望は、さながら一個の20世紀思想史ともいうべき拡がりをもっている。それは、これら思想家集団の思想史的外延の広さでもあるが、ジェイは、フランクフルト学派についてはもちろん、20世紀西欧思想史を語るときに逸することのできぬ書物を書いたといえよう。

目次

  • 1 社会研究所の創設と第一次フランクフルト時代
  • 2 「批判的理論」の生成
  • 3 精神分析の統合
  • 4 「研究所」の最初の権威研究
  • 5 「研究所」のナチズム分析
  • 6 審美理論と大衆文化批判
  • 7 一九四〇年代の「研究所」の経験的研究
  • 8 歴史哲学—啓蒙主義批判

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN00598579
  • ISBN
    • 4622019477
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xvi, 441, 27p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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