文化としての経済 : 文化人類学からの接近
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文化としての経済 : 文化人類学からの接近
ダイヤモンド社, 1986.5
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ブンカ トシテノ ケイザイ : ブンカ ジンルイガク カラノ セッキン
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内容説明・目次
内容説明
経済のことは、経済の本ではわからない?「私はなんとか経済という対象に接近したいと思って、氾濫する経済書の群れに手を出してみた。だが、いっこうにわからない。そして驚いたことに、経済書の著者たちの何人かが経済のことをわかろうとするとき、経済学は役に立たないと述べている。経済書を熱心に読むより、日常生活をよく考える方が、はるかに経済の勉強になるというのだ。正直なところ、びっくりした。もしそうだとすれば、日常生活をよく考えるという方法は、私たちの文化人類学が文化を考える方法と同じではないか。
目次
- プロローグ・文化としての経済
- 1 知らない同士のキャッチボール—「異質の文化」論
- 2 アフリカの「メイド・イン・ジャパン」—「もう一つの摩擦」論
- 3 日本人はモナ・リザが好き—「文化の意味」論
- 4 夫のこづかい—「家庭の経済」論1
- 5 妻のこづかい—「家庭の経済」論2
- 6 贈りものの文化と経済—「消費の構造」論
- 7 「祭」から「イベント」へ—「都市の経営」論
- 8 情報化時代のブランド価値
- エピローグ・再び、文化としての経済
「BOOKデータベース」 より