書誌事項

伝統と文学

篠田一士著

(筑摩叢書, 306)

筑摩書房, 1986.12

新装版

タイトル別名

傳統と文學

タイトル読み

デントウ ト ブンガク

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内容説明・目次

内容説明

ヨーロッパ近代文学、明治以前の文学、日本近代文学、これら三つの文学伝統の、たがいに相手を意識したうえでの反撥と調和の先に、新しい文学の動向をさぐる。鴎外、藤村、白鳥、緑雨、横光、露伴、宣長らの深い読解を通して展開される、『日本の近代小説』『日本の現代小説』の総序ともいうべき文芸批評の名著。

目次

  • 1 文学の変容のために
  • 2 伝統と前衛の狭間にて
  • 3 「文学」以前
  • 4 横光利一のために
  • 5 テエベスの大門から
  • 6 幸田露伴の空間
  • 7 『夜明け前』
  • 8「日本への回帰」
  • 9 パリから松阪へ
  • 10 未来形の古典

「BOOKデータベース」 より

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