行政理論と文化基盤
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行政理論と文化基盤
三省堂, 1986.12
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ギョウセイ リロン ト ブンカ キバン
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行政理論と文化基盤
1986
限定公開 -
行政理論と文化基盤
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内容説明・目次
内容説明
本書の主題は、ポスト・モダンの生存の状況を予感しての行政の新たな論理の追求である。内容は、さきの『行政評論—地縁・文化と法感覚』に続くものであるが、行政を法的側面と行政管理の側面から、合わせ鏡としてとらえようとした。また、人間を抽象的一般的な存在ととらえる近代的思考転換の視点から、行政の文化における根、文学との通い路にまで踏みこんだ。行政工学を充分視野の内に入れながらの、行政における人文主義を提唱したい。
目次
- 1 人権観の変容と行政対応(人間像の変化と行政の転換;法の支配と行政効率;自治と人権の阻隔;行政理念の行方)
- 2 行政理念の組み替え(管理と規範—行政学と行政法の交錯;行政組織の基礎理論ノート;国家行政組織の構成原理;政府介入と条例の多元化;住民参加と民主主義;地方議会の現段階と展望;行政処分の実質的確定力について;警察理論は成立するか)
- 3 行政の文化基盤(非定形行政の心理;生活様式と行政情報;漁業補償の不確実性;都市の公空間と私空間;租税行政理念の現在;自治体の国際化)
- 4 「状況」と行政(行政小説をめぐって;行政とSF)
「BOOKデータベース」 より