チンギス・ハーン : 将に将たるの戦略
Author(s)
Bibliographic Information
チンギス・ハーン : 将に将たるの戦略
(中国の英傑, 9)
集英社, 1986.12
- Other Title
-
チンギスハーン : 将に将たるの戦略
- Title Transcription
-
チンギス ハーン : ショウ ニ ショウ タルノ センリャク
Access to Electronic Resource 1 items
-
-
中国の英傑 (9)
1986
Limited -
中国の英傑 (9)
Available at 70 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Note
チンギス・ハーン年譜:p254〜257
Description and Table of Contents
Description
第1章では、チンギス・ハーンと名乗る以前のテムジンの謎の前半生について、主として『元朝秘史』の物語を批判的に紹介したが、これは史料から知られる事実がいかにすくないかを示したものである。第2章では、テムジンの初陣から、チンギス・ハーンとしての即位、四方への征服戦争からその死までを、史実に即して叙述した。しかし英雄チンギス・ハーンとて、暗黒の北方から突然現われて世界を征服したわけではない。第3章では、チンギス・ハーンの誕生前150年間のその祖先の足跡をたどり、さらに第4章では、モンゴル部族が歴史に出現するまでの千数百年間に、北アジアの草原に興亡した多くの民族の歴史を語り、そうした巨大な流れの波頭に乗ってチンギス・ハーンが登場したことを示した。チンギス・ハーンの人格の力は、その死とともに断絶したわけではない。第5章では、チンギス・ハーンが創り出した広大なモンゴル世界が、中世の時代を終わらせて近世の時代を開くことによって、地球の隅々まで影響を及ぼし、われわれが住むこの世界、この時代の発端になったこと、およびモンゴルという民族のアイデンティティは、現在でもチンギス・ハーンの人格に負うていることを語った。
Table of Contents
- 1 チンギス・ハーンの出現
- 2 草原の覇者から世界の帝王へ(13クリエンの戦い;オン・ハーンとの出会い;チンギス・ハーンの大征服)
- 3 チンギス・ハーンの祖先たち(「蒼き狼」;5本の矢;ハイドの物語;3代のモンゴル王たち)
- 4 遊牧世界の夜明け(モンゴル民族の起源;最初の遊牧帝国;五胡・十六国;トルコ民族の時代;契丹帝国;歴史の流れ)
- 5 神となったチンギス・ハーン
by "BOOK database"