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行基と律令国家

吉田靖雄著

(古代史研究選書)

吉川弘文館, 1987.1

タイトル読み

ギョウキ ト リツリョウ コッカ

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内容説明・目次

内容説明

大乗菩薩道の実践に努めた高僧行基の伝記を通して、仏教と政治との葛藤を典型的に示す行基の行動と律令国家の対応を考察する。政府はなぜ行基の徒を抑圧したのか、行基の仏教思想はいかなるものか、山林修行者から聚落の朋党仏教へ転換した契機は何か、四十九院の位置の比定など、新見解を随所に示す。

目次

  • 第1 行基の出自
  • 第2 出家と修行
  • 第3 山林修行と三階教との出会い
  • 第4 思索と試行の生活
  • 第5養老元年の抑圧
  • 第6 養老期の仏教統制
  • 第7 退却と進出
  • 第8 行基の思想
  • 補論 行基の弟子について

「BOOKデータベース」 より

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