てんかん学の進歩
著者
書誌事項
てんかん学の進歩
岩崎学術出版社, 1986-1996
- No. 1(1987)
- No. 2(1991)
- No. 3(1996)
- タイトル読み
-
テンカンガク ノ シンポ
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No. 1(1987)493.74/Te 36/100076978,
No. 2(1991)493.74/Te 36/200076979, No. 3(1996)493.74/Te 36/300076980
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内容説明・目次
内容説明
第1集で論じられた「てんかん、てんかん症候群の国際分類」も提案されてから10年が過ぎたが、この間の臨床経験、とくに乳幼児てんかんの臨床経験からこの分類の有用性と問題点が改めて検討された。その他、臨床の進歩ではてんかん発作の誘発因子、部分発作と脳の機能局在などの新知見が総説され、また、第2集ではじめて記述された認知障害の研究の最新の情報も提供されている。治療の進歩では、抗てんかん薬の薬理と臨床、血中濃度測定法の進歩と役割、副作用とその克服、などの新知見が記載されている。また、てんかん外科の最近の動向、将来の展望を知るのに相応しい総説を掲載することができた。診断の進歩では、PET、SPECT、MRI、などの脳画像研究の新知見とともに、最近、機能的脳画像法として注目されているMRS(磁気共鳴スペクトロスコピー)の研究成果が報告された。第1集で紹介された磁気脳波MEGのその後の研究の進展についても知ることができる。成因研究の進歩としては神経情報伝達機構、キンドリング、分子遺伝学などの専門分野からの報告とともに、二次性脳障害、海馬硬化といった古くて新しい課題の新しい研究方法による成因研究の成果が報告された。
目次
- 1部 臨床の進歩
- 2部 治療の進歩
- 3部 診断の進歩
- 4部 成因研究の進歩
- 5部 てんかんリハビリテーションの進歩
「BOOKデータベース」 より