音楽と音楽学 : 服部幸三先生還暦記念論文集
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音楽と音楽学 : 服部幸三先生還暦記念論文集
音楽之友社, 1986.11
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オンガク ト オンガクガク : ハットリ コウゾウ センセイ カンレキ キネン ロンブンシュウ
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Note
執筆:荒川恒子ほか 服部幸三の肖像あり
Contents of Works
- Bokemeyer-Sammlung研究. I, その成立事情に関する考察 / 荒川恒子, 佐治順子
- 尺八の構造について / 安藤由典, 月渓恒子, 前田雅一郎
- 宮廷バレエとジャン=バティスト・リュリ / 内野允子
- ヨ-ゼフ・ハイドンのクラヴィ-ア・ソナタ Hob.XVI:20の成立について : 考察とその意味 / 大崎滋生
- アリストクセノスにおける完全音組織の問題 / 片桐功
- ボエティウスにおける音程比理論の継承 / 片山千佳子
- 音楽取調掛における長唄詞章の改良について / 蒲生郷昭
- 明治撰定譜の成立事情 / 蒲生美津子
- 十八世紀のあるイタリアの地方貴族の音楽生活 : ヴェントゥ-リ・コレクションの整理作業の記録から / 岸本宏子
- 美的・作曲技法的原理としての「ファンタジ-」 / 久保田慶一
- フランス・バロック時代のオペラにおける言葉と音楽 : グリマレの『レシタティフ論』をめぐって / 小林緑
- インド楽劇誕生の神話 / 島田外志夫
- メモリ-を用いた純正調演奏手法の一案 / 白砂昭一
- 『フ-ガの技法』をめぐる諸問題 / 角倉一朗
- カッチ-ニとマルソロをめぐって / 高野紀子
- ロ-ゼンミュラ-の声楽曲における構築性 / 高橋浩子
- 骰子音楽と結合術の伝統 / 土田英三郎
- 受容の観点からみた器楽用編曲 : ジョスカン・デ・プレの作品の場合 / 寺本まり子
- 用語「チョウ」をめぐって / 東川清一
- フォルケルと近代音楽史学 : 未完のデンクメーラーの構想 / 西原稔
- Geniusについて : 黎明期における近代天才概念 / 藤江効子
- ドビュッシーの『アッシャー館の崩壊』 : 未完の音楽劇の意味論的考察 / 船山隆
- ハインリヒ・シュッツのディアローグ作品 / 正木光江
- 南九州の諸神楽の研究 : 高千穂・銀鏡・祓川神楽 / 松永建
- アラブ近代音楽におけるアラベスク様式 : ウンム・クルスームの歌の場合 / 水野信男
- G.F.ヘンデルのシチリアーノ技法とその変遷 / 村原京子
- G.F.ヘンデルとA.スカルラッティ : その共通のコピストについて / 渡部恵一郎
Description and Table of Contents
Description
35年間にわたり東京芸術大学楽理科で教鞭をとってこられた服部幸三先生に、教え子たちがその還暦を祝っておくる論文集。「服部門下」にふさわしくバロックを中心に、さらに古代ギリシアから日本や非ヨーロッパの音楽にまで至り、期せずして現代の音楽学にとって何が問題なのか明確にクローズアップされた好著。
Table of Contents
- Bokemeyer‐Sammlung研究1—その成立事情に関する考察
- 尺八の構造について
- 宮廷バレエとジャン=バティスト・リュリ
- ヨーゼフ・ハイドンのクラヴィーア・ソナタHob.XVI:20の成立について—考察とその意味—(本文独文)
- Die Entstehungszeit der KlaviersonateJoseph Haydns,Hob.XVI:20—eine diplomatische Beobachtung und ihre Bedeutung
- アリストクセノスにおける完全音組織の問題
- ボエティウスにおける音程比理論の継承
- 音楽取調掛における長唄詞章の改良について
- 明治撰定譜の成立事情
- 18世紀のあるイタリアの地方貴族の音楽生活—ヴェントゥーリ・コレクションの整理作業の記録から
- 美的・作曲技法的原理としての「ファンタジー」
- フランス・バロック時代のオペラにおける言葉と音楽—グリマレの『レシタティフ論』をめぐって
- インド楽劇誕生の神話
- メモリーを用いた純正調演奏手法の1案
- 『フーガの技法』をめぐる諸問題
- カッチーニとマルソロをめぐって
- ローゼンミュラーの声楽曲における構築性
- 骰子音楽と結合術の伝統
- 受容の観点からみた器楽用編曲—ジョスカン・デ・プレの作品の場合
- 用語「チョウ」をめぐって
- フォルケルと近代音楽史学—未完のデンクメーラーの構想
- Geniusについて—黎明期における近代天才概念
- ドビュッシーの『アッシャー館の崩壊』—未完の音楽劇の意味論的考察
- ハインリヒ・シュッツのディアローグ作品
- 南九州の諸神楽の研究—高千穂・銀鏡・祓川神楽
- アラブ近代音楽におけるアラベスク様式—ウンム・クルスームの歌の場合
- G・F・ヘンデルのシチリアーノ技法とその変遷
- G・F・ヘンデルとA・スカルラッティ—その共通のコピストについて
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