武器・馬具と城柵
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武器・馬具と城柵
(日本考古学論集 / 斎藤忠編集, 8)
吉川弘文館, 1987.3
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ブキ バグ ト ジョウサク
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Note
内容: 序(斎藤忠), 序章: 学史的展望(一「日本上古の刀剣に就きて」-三「チヤシ即ち蝦夷の砦」), 第一章: 武器(一「弥生時代における細形銅剣の流入について」-四「兵庫鏁の太刀」), 第二章: 甲冑(一「古墳時代の冑」, 二「五世紀における甲冑出土古墳の諸問題」), 第三章: 馬具(一「古墳出土鞍の構造」-三「鐘形装飾付馬具とその分布」), 第四章: チャシ(一「チャシについて(覚書)」, 二「「チャシ」の性格に関する一試論」), 第五章: 古代の城柵(一「「神籠石」に関する若干の考察」-四「東北の古代城柵」), 第六章: 中世の城館(一「城郭構築の社会・経済的考察」-三「地名・地籍図による城館跡の復原」), 解説(無記名), 主要参考文献, 編集者紹介, 執筆者紹介
主要参考文献: p488-497
初出書誌事項: 各論末
Contents of Works
- 日本上古の刀剣に就きて / 高橋健自 [執筆]
- 所謂神籠石は山城址なり / 関野貞 [執筆]
- チヤシ即ち蝦夷の砦 / 河野常吉 [執筆]
- 弥生時代における細形銅剣の流入について : 細形銅剣の編年的考察 / 森貞次郎 [執筆]
- 古墳時代前期の剣 / 後藤守一 [執筆]
- 獅嚙環刀試考(改稿版) / 穴沢咊光, 馬目順一 [執筆]
- 兵庫鏁の太刀 / 末永雅雄 [執筆]
- 古墳時代の冑 : 衝角付冑の新形式を中心として / 村井嵓雄 [執筆]
- 五世紀における甲冑出土古墳の諸問題 / 北野耕平 [執筆]
- 古墳出土鞍の構造 / 増田精一 [執筆]
- 古墳出土の鐙の形態的変遷 / 山田良三 [執筆]
- 鐘形装飾付馬具とその分布 / 小野山節 [執筆]
- チャシについて(覚書) / 藤本英夫 [執筆]
- 「チャシ」の性格に関する一試論 : とくにその社会的機能を中心として / 鈴木公雄 [執筆]
- 「神籠石」に関する若干の考察 / 田村晃一 [執筆]
- 天智四年の築城に関する若干の検討 / 倉住靖彦 [執筆]
- 東北古代城柵の特質 / 斎藤忠 [執筆]
- 東北の古代城柵 / 桑原滋郎 [執筆]
- 城郭構築の社会・経済的考察 / 鳥羽正雄 [執筆]
- 中世城郭発掘の一視点 / 吉井宏 [執筆]
- 地名・地籍図による城館跡の復原 / 小和田哲男 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
本巻では、武器・武具・馬具及び城柵という、いわば「武」に関連のあるものを収めた。学史的な展望から、神篭石とチャシとについて、既往の論文を紹介し、神篭石とチャシや城柵の現研究と対比することをも考えた。武器・武具について、各時代のものの問題をとりあげ、また馬具について、鞍・鐙・杏葉の諸問題に触れた。中世の城館をも問題とし、内容を充実させた。
Table of Contents
- 序章 学史的展望(日本上古の刀剣に就きて;所謂神篭石は山城址なり;チャシ即ち蝦夷の砦)
- 第1章 武器(弥生時代における細形銅剣の流入について;古墳時代前期の剣;獅噛環刀試考;兵庫〓の太刀)
- 第2章 甲冑(古墳時代の冑;5世紀における甲冑出土古墳の諸問題)
- 第3章 馬具(古墳出土鞍の構造;古墳出土の鐙の形態的変遷;鐘形装飾付馬具とその分布)
- 第4章 チャシ(「チャシ」の性格に関する一試論)
- 第5章 古代の城柵(「神篭石」に関する若干の考察;天智4年の築城に関する若干の検討;東北古代城柵の特質;東北の古代城柵)
- 第6章 中世の城館(城郭構裁の社会・経済的考察;中世城館発掘の1視点;地名・地籍図による城館跡の復原)
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