魅せられた旅人 : ロシア文学の愉しみ
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魅せられた旅人 : ロシア文学の愉しみ
恒文社, 1987.3
- タイトル読み
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ミセラレタ タビビト : ロシア ブンガク ノ タノシミ
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内容説明・目次
内容説明
すぐれた外国文学に接して、読者はそこに何を読みとろうとするのだろうか…。ロシア文学に魅せられた著者は、そこにロシアの民衆の姿を見た。本書は、ロシア文学の長い営みを旅し終えた著者による、ロシア文学の愉しみ方ともいうべき解説書であり、きわめて質の高い文学論となっている。
目次
- ロシア文学とは
- 英雄叙事詩ブイリーナ
- 『イーゴリ遠征物語』の世界
- プーシキン『青銅の騎士』の意義
- ニコライ・ゴーゴリ
- ゴンチャローフの生涯と『オブローモフ』
- トゥルゲーネフと二葉亭四迷
- ロシア文学における世代の問題—トゥルゲーネフの『父と子』とドストエフスキイの『悪霊』
- ドストエフスキイと社会主義
- 芸術的「提示」としての『罪と罰』
- トルストイの生涯と作品
- 『アンナ・カレーニナ』論
- トルストイズムとは何か
- レイコーフ—「民衆」を描いた作家
- レスコーフの代表作『魅せられた旅人』
- チェーホフの『可愛い女』とトルストイ
- 中村雄二郎氏の「チェーホフの世界」をめぐって
- 非情と抒情—バーベリの世界と『騎兵隊』
「BOOKデータベース」 より