ハイテク通信が軍事化される日
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ハイテク通信が軍事化される日
中央経済社, 1986.10
- タイトル読み
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ハイテク ツウシン ガ グンジカ サレル ヒ
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ハイテク通信が軍事化される日
1986
限定公開 -
ハイテク通信が軍事化される日
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内容説明・目次
内容説明
情報通信ネットワークが華やかに展開される陰で、さまざまな問題が生じてきている。とくに、日本の誇る先端的な情報通信技術とその製品が、軍事目的に用いられる、というきわめて危険な事態の進行は見過ごせない事柄である。本書では、国民の前にあまり明らかにされていない事実をとりあげながら、情報通信の進展が内包する軍事的側面を究明することにした
目次
- 第1章 核戦略体制と情報通信(ICBMの脅威と情報通信;現代核戦略を担うC3I;軍事に接近する通信技術)
- 第2章 軍拡に奉仕させられた通信(電信電話の登場と軍事通信;わが国での電話創業と「官営VS民営」論議;電電民営化論の再燃と軍事大国化)
- 第3章 在日米軍と軍事通信体制(NTT誕生と軍事費の突出;在日米軍の核戦争指令通信システム;在日米軍によるNTT回線の軍事利用)
- 第4章 光通信産業とその軍事輸出(明るみに出た光通信機器の対米軍事輸出;先端兵器開発に活躍する日本の通信機メーカー;光通信のしくみと技術的特長;光通信をめぐる国際情勢と日本の立場)
- 第5章 世界的核戦略と日本の光通信技術(崩れゆく武器禁輸体制;長距離用光通信の軍事的メリット;核時代を支える軍事用光通信;短距離用光通信の軍事的メリット)
- 第6章 SDIに接近する民営NTT(宇宙戦略基地に納入されていた光通信機器;国防総省調査団の来日視察;SDI研究に乗り出すNTT)
- 第7章 SDI研究と日本の企業(高出力レーザー兵器に使われる日本製品;日本企業による先端的軍事品の現地生産;日本で進行する衛星通信の軍事利用;衛星間レーザー通信の研究着手とSDI)
- 終章 平和に貢献する情報通信の発展を(SDIをめぐる日米の思惑;軍事規制で心配される民生部門の衰退;「軍事」よりも「平和」を)
「BOOKデータベース」 より