演劇について : ダランベールへの手紙
著者
書誌事項
演劇について : ダランベールへの手紙
(岩波文庫, 青-623-6,
岩波書店, 1979.10
- タイトル別名
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Lettre à d'Alembert sur les spectacles
演劇について : ダランベールへの手紙
- タイトル読み
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エンゲキ ニツイテ : ダランベール エノ テガミ
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注記
人名、作品名一覧: p291-301
内容説明・目次
内容説明
近代都市文化の精華たる演劇。なのにジュネーヴでは演劇は禁じられている。『百科全書』の「ジュネーヴ」の項で、ダランベールはその不満を書き綴る。しかしルソーは、貧富の差に規定され、閉ざされた密室の芸術より、自由に民衆が参加できる野外での祭を、と応じ、ここにその芸術観・社会観を展開する。
目次
ダランベール氏へ(ジュネーヴの牧師たちの信条について;検討すべき問題。野蛮人の演劇観;習俗と演劇;演劇は人の心を浄化するという説について;フランスの劇について;悲劇について;喜劇、とくにモリエールと「人間ぎらい」について;恋愛を主題とする劇;演劇が小さな町にもたらす弊害。「山の人たち」のこと;俳優がもちこむ悪習を防止することの困難。習俗と法;俳優について;女優について;ジュネーヴが常設の劇場を維持するのは不可能であること;演劇がジュネーヴの習俗、経済、政治に与える影響;現在ある劇作品はジュネーヴ市民にふさわしくないこと。総括;演劇に代わるべき、市民にふさわしい催しについて)
「BOOKデータベース」 より