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鏡・空間・イマージュ

宮川淳著

(風の薔薇叢書)

白馬書房, 1987.2

タイトル読み

カガミ クウカン イマージュ

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注記

第2版(1991年12月刊)は水声社に社名変更

内容説明・目次

内容説明

鏡のなか—そこにいるのはわたしだろうか。だが、そこではわたしのどのような行為もイニシアチヴを失い、なにごとをもはじめえないだろう。わたしが断定するとき、すでにそこには同じ断定が先取りされていて、わたしの断定がわたしのものであることを蝕んでしまうだろう。このコギトの崩壊。わたしは見ているが、それはもはや、わたしの見ることの可能性によってではなく、ある非人称的な見ないことの不可能性によってなのだ。そこにいるのはだれか。そして、だれが語っているのか。

目次

  • 鏡について
  • 神話について—ギュスターヴ・モロー
  • 街について—ベル・エポックのポスター
  • 顔について—素朴画家たち
  • 鳥について—ジョルジュ・ブラック
  • 夜について—ホアン・ミロ
  • 訪れについて—三岸好太郎と佐伯祐三
  • 眼について—アンドレ・ブルトン
  • ランプについて—イヴ・ボンヌフォア
  • 出口について—清岡卓行

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN00961646
  • ISBN
    • 4891762020
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    [東京]
  • ページ数/冊数
    211p, 図版24p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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