日本人の勤勉・貯蓄観 : あすの経済を支えるもの
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日本人の勤勉・貯蓄観 : あすの経済を支えるもの
東洋経済新報社, 1987.4
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ニホンジン ノ キンベン・チョチクカン : アス ノ ケイザイ オ ササエルモノ
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内容説明・目次
内容説明
伝統精神の空洞化か、再生か。豊かさの中で、勤労観・金銭哲学が大きく揺らいでいる。新時代に見合った変容をとげるのか、奢侈・怠惰に流れるのか、日本人の底流にある精神の渕源をたどるとともに、今後のゆくえを探る。
目次
- 序章 新しい勤勉・貯蓄のエトス
- 第1章 鈴木正三—仏教的職業倫理の樹立者
- 第2章 石田梅岩—庶民的倫理教育の創始者
- 第3章 二宮尊徳—勤勉と貯蓄の哲学の大成者
- 第4章 近江商人—勤勉と貯蓄の実践者
- 第5章 石川理記之助—実践的農民指導者
- 第6章 近世日本倫理教育の意義(福沢諭吉による批判;内村鑑三による評価)
- 第7章 日本人の辺境意識(スマイルズ『西国立志編』;スマイルズと正三、梅岩、尊徳)
- 第8章 戦後の経済発展—勤勉と貯蓄の役割
- 第9章 先進国病と日本
- 第10章 現代における余暇の問題
「BOOKデータベース」 より