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日本前近代の国家と対外関係

田中健夫編

吉川弘文館, 1987.4

タイトル読み

ニホン ゼンキンダイ ノ コッカ ト タイガイ カンケイ

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収録内容

  • 足利将軍と日本国王号 / 田中健夫著
  • 武家外交の成立と五山禅僧の役割 / 田中博美著
  • 関白外交体制の特質をめぐって / 三鬼清一郎著
  • 豊臣政権の第二次朝鮮侵略と大名領国の対応 : 島津氏の場合 / 北島万次著
  • 日本近世の統一と韃靼 / 紙屋敦之著
  • 異様の船 : 水野政権下の軍船問題 / 安達裕之著
  • 明治維新期の日朝外交体制「一元化」問題 / 荒野泰典著
  • 八・九世紀の日羅関係 / 石井正敏著
  • 朝鮮に大蔵経を求請した偽使について / 村井章介著
  • 朝鮮遣使ブームと世祖の王権 / 高橋公明著
  • 琉球国における明末清初の朝貢と薩琉関係 / 喜舎場一隆著
  • 連合オランダ東インド会社の戦略拠点としての平戸商館 / 加藤榮一著
  • 初期の未刊唐蘭風説書と関連史料 : 幕府の海外情報管理をめぐって / 中村質著
  • 一八六二年 幕府千歳丸の上海派遣 / 春名徹著
  • 蝦夷地第一次上知の政治過程 / 藤田覚著
  • 箱館奉行の基本性格について : 黒印状・下知状の分析 / 菊池勇夫著
  • 寛政改革期の幕府・対馬藩関係 / 鶴田啓著
  • 文久三年対馬藩援助要求運動について : 日朝外交貿易体制の矛盾と朝鮮進出論 / 木村直也著
  • 琉球王国における王府制度の特質 : 辞令書に見るヒキと庫理に関する覚書 / 高良倉吉著

内容説明・目次

内容説明

封建国家の対外政策、蝦夷・対馬・長崎・琉球を媒介としたロシア・朝鮮・中国・韃靼・オランダなど異国・異域との文化・貿易・通交・相互認識などの論点を整理。新たな研究方向を指示した第一線研究者による野心作。

目次

  • 第1部 封建国家と対外関係(足利将軍と日本国王号;武家外交の成立と五山禅僧の役割;関白外交体制の特質をめぐって;豊臣政権の第2次朝鮮侵略と大名領国の対応—島津氏の場合;日本近世の統一と韃靼;異様の船—水野政権下の軍船問題;明治維新期の日朝外交体制「一元化」問題)
  • 第2部 対外関係の諸相(8・9世紀の日羅関係;朝鮮に大蔵経を求請した偽使について;朝鮮遣使ブームと世祖の王権;琉球国における明末清初の朝貢と薩琉関係;連合オランダ東インド会社の戦略拠点としての平戸商館;初期の未刊唐蘭風説書と関連史料—幕府の海外情報管理をめぐって;1862年幕府千蔵丸の上海派遣)
  • 第3部 異域と辺境(蝦夷地第1次上知の政治過程;箱館奉行の基本性格について—黒印状・下知状の分析;寛政改革期の幕府・対馬藩関係;文久3年対馬藩援助要求運動について—日朝外交貿易体制の矛盾と朝鮮進出論;琉球王国における王府制度の特質—辞令書に見るヒキと庫理に関する覚書)

「BOOKデータベース」 より

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