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黄金街道

安野光雅著

講談社, 1986.4

タイトル読み

オウゴン カイドウ

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内容説明・目次

内容説明

多少より道はしたが、ともかく私は3年かかって終点まできた。噺では一晩かかって着くことになっているが、黄金餅の落語そのものの長さは約40分である。その中の道順読み上げの部分だけをとり出せば、1分もかからない。現在の地図で、その道順を測ってみたら、1万メートル強である。私はもっと遠いかと思っていた。下谷と麻布では、その頃の両方のはしっこだが、考えようによると、さしわたし1万メートルという江戸は、かなり大きい町だったなと思う。これを今のパリに置きかえても1万メートル直進すると、およそ町を縦断してしまう長さである。落語の好きな人はこの道を一度歩いて見てほしいものである。

目次

  • 黄金餅(古今亭志ん生)
  • 上野駅付近
  • 江藤の長屋
  • アメ屋横丁
  • 湯島の白梅
  • 万世橋
  • ニコライ堂
  • 須田町交差点
  • 神田駅付近
  • 今川橋
  • 室町
  • 三越前
  • 日本橋
  • 白木屋
  • 丸善と高島屋
  • 八重洲口
  • 京橋
  • 銀座4丁目
  • 数寄屋橋
  • 汐留駅
  • 新橋駅
  • 内幸駅
  • 土橋
  • 外堀通り新し橋
  • 新橋4丁目
  • 西新橋1丁目
  • 愛宕山
  • 西久保巴町
  • 増上寺門前
  • オランダ大使館
  • 飯倉交差点
  • 飯倉片町
  • 永坂
  • 麻布十番
  • 一本松
  • 下谷の山崎町
  • 絶江坂

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN01045702
  • ISBN
    • 4062024934
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    84p
  • 大きさ
    23×25cm
  • 分類
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