戦争放棄と平和的生存権

書誌事項

戦争放棄と平和的生存権

深瀬忠一著

岩波書店, 1987.5

タイトル読み

センソウ ホウキ ト ヘイワテキ セイゾンケン

電子リソースにアクセスする 全1
内容説明・目次

目次

  • 第1章 戦争の現実と戦争論の変遷に対抗する平和の法思想と組織の進歩(古代・中世における戦争と平和;近世・近代の戦争と平和;現代の戦争と平和の思想と組織)
  • 第2章 日本国憲法の平和主義原則の成立(日本国民の近代・現代戦争経験と平和思想;憲法の平和条項の制定過程の再検討—国際的・国内的諸要因の複合体の分析)
  • 第3章 日本国憲法の平和原則の普遍性と独創性(日本国憲法の平和主義の況位—現代諸外国憲法の平和条項の動向およびわが国の憲法学説のなかで;憲法前文の平和主義の意義と法規範性;憲法第9条の厳密な綜合的解釈—普遍的流れのなかの独創的3原則と法規範性;現代国際社会における法と憲法第9条—国際法上の自衛権と国際的人権保障との関連)
  • 第4章 平和憲法の規範性と軍事化の現実(憲法改正無しの日米安保体制と自衛隊の整備強化と憲法的諸問題;政府、国会(政党)、国民の憲法解釈・意識の推移;裁判所の司法審査の俎上における駐留米軍と自衛隊の関連裁判例—問題点と流れと「平和的生存権」)
  • 第5章 平和憲法の創造的展開可能性と総合的平和保障構想(「総合的平和保障」構想の基本的な考え方;「総合的平和保障基本法試案」の提供と国民の建設的論議のすすめ)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ