妊娠中絶裁判 : マリ=クレール事件の記録
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書誌事項
妊娠中絶裁判 : マリ=クレール事件の記録
みすず書房, 1987.3
- タイトル別名
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Avortement
- タイトル読み
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ニンシン チュウゼツ サイバン : マリ クレール ジケン ノ キロク
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注記
序 ボーボワール
内容説明・目次
内容説明
1972年のフランスでのこの裁判は、世界のフェミニズム運動に大きなはずみを与えた画期的な事件となった。きっかけは、ごく普通の女子高校生だったマリ=クレールが、強姦され、ヤミで中絶せざるをえないせっぱつまった状況に追いやられたことだった。本人のマリ=クレール、彼女を助けた母親とその同僚たちを裁くはずだった裁判は、法律を断罪する裁判にかえられた。16歳の少女は、期せずして、この歴史的事件のヒロインになったのである。フランスで、この裁判がマスコミに報道されるにおよんで、世論は沸騰し、議論は二分した。中絶裁判の記録を出版すること自体、法に触れる行為であったが、世論の圧力と選挙前の政治的流動性に助けられて、本書は発売禁止をまぬがれた。これは人間の品位と知性と勇気の結晶的表現であり、法と社会との生きた関連を見る上でも不可欠の書といえよう。
目次
- マリ=クレールの裁判
- マリ=クレールに対する無罪の判決
- マリ=クレールの母親の裁判
- 被告人の尋問(ミシュリーヌ・バンビュクに対する尋問;ミッシェル・シュヴァリエに対する尋問;リュセット・デュブシェに対する尋問;ルネ・ソセに対する尋問)
- 証人の証言
- 論告
- 弁護人の弁論
- ボビニ裁判所の判決
- 〈ショワジール〉とはどんな団体か
- 人工妊娠中絶に関する〈ショワジール〉会の法案
「BOOKデータベース」 より