スキャンダルの祝祭
Author(s)
Bibliographic Information
スキャンダルの祝祭
新書館, 1987.1
- Other Title
-
Raising Kane
- Title Transcription
-
スキャンダル ノ シュクサイ
Access to Electronic Resource 1 items
-
-
スキャンダルの祝祭
1987
Limited -
スキャンダルの祝祭
Available at 43 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Note
ポーリン・ケールの著作リスト:p237
Description and Table of Contents
Description
1941年、アメリカの映画界、新聞界に何が起こったか?本書は、『市民ケーン』の〈生い立ち〉について当時の状況をつぶさに語った映画論である。と同時にスキャンダルの洗礼にまみれたこの傑作を、生み、そして迎え入れたアメリカという社会についての文化論でもある。まさしく事件としての『市民ケーン』とは、新聞王ハーストをまきこんで、25才の寵児ウェルズと百戦錬磨の老獪な脚本家マンキーウィッツとがくりひろげた、富と権力と名誉をめぐる「並みはずれた」男たちの白熱のドラマだったのである。
Table of Contents
- 奇跡を期待された『市民ケーン』
- 新聞王ハーストに怯えた映画界
- スキャンダルが映画の題材となった!
- ハリウッドにやって来たジャーナリストたち
- ニューヨーク記者時代のマンキーウィッツ
- サイレント映画の台詞
- 30年代喜劇映画の都会性
- 新聞映画の隆盛
- ハーストの「イエロー・ジャーナリズム」
- アメリカ喜劇を駄目にしたスターリン主義
- マンキーウィッツの酒と博奕の日々
- 騒ぎを仕掛けた聖なる怪物たち
- ハーストをモデルにしたらどんなスキャンダルになるだろうか
- ハリウッドに嫌われたウェルズ
- 『市民ケーン』を支持したジャーナリズム
- スキャンダルに屈したアカデミー賞
- つくられたウェルズ神話
- 脚本クレジットをめぐる駆引
- ウェルズの映画作りの興奮と情熱
- 権力としてのジャーナリズム
- 「バラのつぼみ」とゴシップ的手法
- ウェルズの仕掛けた魔術ショー
- 映画におけるハーストの虚像と実像
- 傷つけられたマリオン・デイヴィス
- メロドラマにおける映画の神話性
- メロドラマから蘇生した映画の魂
- 映画監督としてのウェルズ
- ハーストの復讐
- 『市民ケーン』裁判
- 贖罪の山羊となったウェルズ
by "BOOK database"