ドストエフスキーのペテルブルグ

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ドストエフスキーのペテルブルグ

後藤明生著

(都市のジャーナリズム)

三省堂, 1987

タイトル読み

ドストエフスキー ノ ペテルブルグ

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内容説明・目次

内容説明

「ヨーロッパよりもヨーロッパ的」というイデオロギーによって、とつぜん、蜃気楼のように出現したペテルブルグ。『貧しき人々』から『罪と罰』まで、ドストエフスキー作品を都市小説=フィクションのフィクションとして読み直す。

目次

  • フィクションとしての都市
  • 夢想家の目
  • 噂の構造
  • 「ネヴァ河の幻」まで
  • 「ネヴァ河の幻」から
  • 〈伝説〉というフィクション
  • 「九等官」をいかに書くか
  • アパートの中の往復書簡
  • 「ノアの方舟」のみなし児たち
  • 〈三角関係〉のテーマ
  • 『白夜』の歩行者
  • 〈模倣〉という〈道化〉
  • 街路か室内か
  • 〈大洪水伝説〉のテーマ
  • 分身のテーマ
  • 〈語り手〉との関係
  • 「産業の世紀」の予感と儀式
  • 「地下室」の鍵—水晶宮
  • 「トランプ絵札」の二重世界
  • 『罪と罰』—「偶然」「突然」のフィクション
  • ペテルブルグという「テキスト」

「BOOKデータベース」 より

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