明治の探偵小説
著者
書誌事項
明治の探偵小説
晶文社, 1986.10
- タイトル読み
-
メイジ ノ タンテイ ショウセツ
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注記
明治探偵小説年表:p369〜388
内容説明・目次
内容説明
明治から大正にわたり、大衆的な読物の世界に巨歩を記した黒岩涙香、森田思軒、押川春浪たちによって、浪漫伝奇の中に探偵小説の妙味が開拓されてきた。厖大な資料の渉猟によって、いままで知らされることのなかった明治の探偵小説史が、ここに、はじめてまとめられた。
目次
- 涙香以前—成島柳北、神田孝平、三遊亭円朝
- 黒岩涙香の活躍
- 探偵小説論—黒岩涙香、内田魯庵、島村抱月
- 森田思軒と春のや朧
- 涙香につづく人々—丸亭素人、快楽亭ブラック
- 南陽外史
- 硯友社の「探偵小説退治」
- 創作探偵小説の展開—半井桃水、尾崎紅葉、多田省軒
- 押川春浪と武侠冒険小説
- 涙香以後の翻訳—徳富芦花、柳圃散史、原抱一庵
- 乱歩の先駆者—菊池幽芳、暁風山人、羽化仙史〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より