知の分光学
著者
書誌事項
知の分光学
(叢書・ヒストリー・オヴ・アイディアズ, 19)
平凡社, 1987.9
- タイトル読み
-
チ ノ ブンコウガク
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文献:章末
内容説明・目次
内容説明
認識の領野の確定作業。確信と不可知の間で揺れ動く知のスペクトル分析を「古代の懐疑主義」「近代の懐疑主義」「不可知論」「17世紀思想における確実性」「17世紀以降の確実性」の5論考が行う。
目次
- 古代の懐疑主義(懐疑主義思想の諸相;反応と影響)
- 近代の懐疑主義(モンテーニュからベールへ—16・17世紀;ヒュームからカントへ—18世紀)
- 不可知論(ハクスリーとスティーヴン;不可知論の問題圏;現代不可知論と宗教)
- 17世紀思想における確実性(懐疑主義的危機からの脱出;定言主義—ベイコンとデカルト;構成的懐疑主義1—メルセンヌとガッサンディ;構成懐疑主義2—チリングワースからロックへ)
- 17世紀以降の確実性(ヒューム;常識哲学派とベンサム;19世紀思想における確実性;ムーア・ラッセル・ウィーン学団;真理・確実性・知—新たな世界像を求めて)
「BOOKデータベース」 より