ふたりのエミリー : 十八世紀における女性の野心
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書誌事項
ふたりのエミリー : 十八世紀における女性の野心
筑摩書房, 1987.9
- タイトル別名
-
Émilie, Émilie, l'ambition féminine au XVIIIème siècle
- タイトル読み
-
フタリ ノ エミリー : ジュウハッセイキ ニオケル ジョセイ ノ ヤシン
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-
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内容説明・目次
内容説明
エリザベート・バダンテールは、女性の野心という問題を、18世紀に生きた二人の偉大な女性の運命にしぼりこむ。一人はシャトレ夫人。ヴォルテールの伴侶で、ニュートンの大作を翻訳し、同時代の知識人たちと対等の立場に立った。もう一人はデピネ夫人。グリムの愛人で、新しい教育論を構想し、ルソーを批判、未来の母親たちの運命を描き出した。この特権的な二人の生涯から、私たちはどんな教訓を受けとるだろうか?これは、18世紀の真只中に私たちを連れて行ってくれる本であるとともに、もっとも今日的なことを見失なうことのない本である。
目次
- 序章 18世紀における女性の野心
- 第1章 女性はいかにして野心を抱くようになるか
- 第2章 まず《私》を
- 第3章 何が野心を決定するか
- 第4章 心と精神の永遠の絆
- 第5章 エミリーの成功
- 第6章 ルイーズの解放
- 第7章 女性の野心の限界
- 結論 過去と現在
「BOOKデータベース」 より