アジアの叛逆 : 内田良平慟哭の生涯
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アジアの叛逆 : 内田良平慟哭の生涯
全貌社, 1987.7
- タイトル読み
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アジア ノ ハンギャク : ウチダ リョウヘイ ドウコク ノ ショウガイ
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注記
文献:p394〜395
内容説明・目次
内容説明
明治期、黒龍会は当時の国際情勢を背景に、維新の理想を組織的に継承・実践しようとして結成されたものである。ここに、黒龍会が欧米諸国よりブラック・ドラゴンとの異名を取り、東京裁判において無気味な組織とされ、かつ、恐れられた原点があった。黒龍会を結成し、その陣頭指揮に立ってきたのが、本書の主人公である“内田良平”その人である。本書では、ともすれば歴史上の人物を乾燥機にかけ剥製化しがちな“評論”の轍は回避し、あくまでも“生体”としての内田良平を甦らせるように心がけた。
目次
- 第1部 荒海へ
- 第2部 シベリア
- 第3部 中国革命揺籃(孫文の意気;孫に蹶起の機会を)
- 第4部 黒龍会(東亜の大局;鎮海湾の砲台)
- 第5部 日韓合邦悲劇(一進会;ざんぎり頭と日露戦争;良平の焦慮、伊藤の慎重;一進会の苦悩;伊藤博文対桂太郎)
- 第6部 草莽の野に泣く(孫文変心;孫文の誤算;大日本生産党)
「BOOKデータベース」 より