愛と死 : エロスのゆくえ
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愛と死 : エロスのゆくえ
創元社, 1987.10
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アイ ト シ : エロス ノ ユクエ
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愛と死 : エロスのゆくえ
1987
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愛と死 : エロスのゆくえ
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Note
監修:内多毅
Description and Table of Contents
Description
「愛と死」のテーマは人類にとって、普遍性をもつものであろう。「愛」とは個人の本質的な欲求であり、それが社会や宿命、あるいは不運によって実現が難しくなるというテーマは、人生そのものの象徴的な表現であるとも考えられよう。そうなると「愛と死」の問題を追求することは、人生そのものの追求であるということに行きつく。本書は、西洋文学(オペラを含む)の流れのなかから「愛と死」を扱った作品をとりあげて論じたものである。
Table of Contents
- 第1章 ギリシア悲劇のエロス
- 第2章 愛と死の逆説—シェイクスピアの恋愛悲劇
- 第3章 ダンの詩にみるエロスと昇天
- 第4章 サムソンとミルトンの愛と死—『闘技士サムソン』におけるエロス
- 第5章 ピューリタンの出発点から
- 第6章 モーツァルトのオペラにみられる「愛と死」の音楽的表現
- 第7章 愛の完成と死—ドイツ・ロマン主義のながれのなかで
- 第8章 出会いの詩学—『谷間の百合』における「愛」と「死」
- 第9章 『嵐が丘』のエロス
- 第10章 『虚栄の市』のベッキーとアミーリァのエロス
- 第11章 〈不在〉のエロティックス—ペイター試論
- 第12章 トリスタン伝説、ヴァーグナー、そしてウルフ
- 第13章 『恋する女たち』にみられる愛と死—シャーウッドの森とグドルーンの部屋
- 第14章 ギャツビーと20世紀
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