中国古代国家の支配構造 : 西周封建制度と金文
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中国古代国家の支配構造 : 西周封建制度と金文
(神戸大学文学部東アジア研究センター研究報告, 第1号)
中央公論社, 1987.10
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チュウゴク コダイ コッカ ノ シハイ コウゾウ : セイシュウ ホウケン セイド ト キンブン
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Description and Table of Contents
Description
西周王朝金文の研究成果から国家構造の本質を解き明かす労作。恩寵と忠誠を記す金文と『周礼』の記録を関連づけながら、西周封建制度の形態と古代国家の実像に鋭く迫る。
Table of Contents
- 第1章 西周金文とは何か—恩寵と忠誠(金文を作った者は誰か;松丸道雄氏の説の検討;対揚王休の意味;恩寵と忠誠)
- 第2章 西周封建制度の形態(古典に見える封建制度;金文に見える封建制度;王畿と采邑)
- 第3章 土地と農民の支配(郷・遂について;采邑・公邑における土地と民の支配;人と土地との結びつき)
- 第4章 行政と支配(参有〓とは何か;全文に見える〓土・〓馬・〓工;参有〓の職掌と行政)
- 第5章 裁判の意味するもの(裁判の過程;裁判と身分;罰金とその社会的意味)
- 附論(卜辞における「虚詞」の性格;西周王朝の構造と特色;西周王朝と〓邑;中国青銅器とその背景)
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