梢の博物誌 : 大台ケ原の森と昆虫をめぐって

書誌事項

梢の博物誌 : 大台ケ原の森と昆虫をめぐって

柴崎篤洋著

思索社, 1987.7

タイトル読み

コズエ ノ ハクブツシ : オオダイガハラ ノ モリ ト コンチュウ オ メグッテ

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注記

参考文献:p 305-310

内容説明・目次

内容説明

昆虫の数はなぜ増えたり減ったりするのか。この問題に取り組む著者は、トウヒ林に大発生したハマキガを対象に、15年間にわたる発生量の推移と森林の歴史を追い求め、その画期的な成果を提出する。森と昆虫をめぐる、壮大なドラマ。

目次

  • 1章 トウヒツヅリハマキとの出会い(わが昆虫観察と人との出会い;観察すべき目標は何か)
  • 2章 森へ入る(トウヒツヅリハマキの観察地点を求めて;越冬態を求めて;成虫の羽化時期をさぐる—その失敗談;森のなかで成虫と卵を探す)
  • 3章 トウヒツヅリハマキの好む食樹は何か—寄主選択性について(成虫の生活;幼虫の生活;食授の《好み》についての考察)
  • 4章 梢をめぐるトウヒツヅリハマキの動態(梢の昆虫世界;漸進発生の原因を推理する)
  • 5章 トウヒの森の変わりゆく歴史(肌色の異様なトウヒ?;天然林と二次林の樹種;樹木の大きさを比べる;森の違いとシカによる被剥ぎとの関係;トウヒ林の遷移と遷移におよぼすシカの影響)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN01510154
  • ISBN
    • 4783501483
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 310p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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