ハンコの文化史 : 古代ギリシャから現代日本まで : ハンコと人間の五千年
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ハンコの文化史 : 古代ギリシャから現代日本まで : ハンコと人間の五千年
(21世紀図書館, 82)
PHP研究所, 1987
- タイトル読み
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ハンコ ノ ブンカシ : コダイ ギリシャ カラ ゲンダイ ニホン マデ : ハンコ ト ニンゲン ノ ゴセンネン
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内容説明・目次
内容説明
ハンコの歴史は古い。メソポタミアのシュメール人が発明した財宝封印用の円筒印章に始まる。以来、ハンコは、東漸・西漸を繰り返しつつユーラシア全域に広まって行った。ヨーロッパで、中近東で、中国で、そして日本でハンコはいかに作られ、使われてきたのか。そのルーツと変遷をたどる。
目次
- 第1章 ハンコ誕生(文字よりも古いハンコ;ハンコは鍵の代用;粘土からパピルスへ;ハンコが語る古代貿易ルート)
- 第2章 ヨーロッパに渡ったハンコ(ハンコのるつぼ—クレタ島;絵が中心のギリシャ・ローマ印;中世のハンコ;印章・紋章・署名)
- 第3章 ハンコの東漸(中国印の起源;身分の証明;ひろがったハンコの用途;金より高価な印材)
- 第4章 ハンコロードの終着駅・日本(失われた金印;律令制度がもたらしたハンコ;戦国武将の印判状;ハンコなしでは夜も日も明けぬ国)
- 第5章 糸印の謎を解く(糸印とはなにか;糸印のルーツを探る;勘合貿易と糸印;糸印と根つけ)
- ハンコロジーを語る
「BOOKデータベース」 より