ジョン・ケージ
著者
書誌事項
ジョン・ケージ
(叢書言語の政治, 3)
書肆風の薔薇 , 白馬書房 (発売), 1987.10
- タイトル別名
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Gloses sur John Cage
ジョンケージ
- タイトル読み
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ジョン・ケージ
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内容説明・目次
内容説明
師と仰ぐマルセル・デュシャンと共に、自らもまた、あらゆる紋切り型の定義を逃れ、あらゆる追跡者から遠く離れて、常に批評家と聴衆を真摯に裏切り続けるジョン・ケージ。本書は、自らメシアンに学んだ音楽家であると同時に、ヴァンセンヌで現代音楽を講じる哲学者でもある著者が、この《現代音楽の巨匠》の《作品》が提示する数々の問題…《未完成》、《沈黙》、《偶然》、《不確定性》…に焦点をあて、パス、デュシャン、ドゥルーズ=ガタリ等現代の思想、芸術のコンテクストとの関わりを追いつつ、しかもその活動のもつ多元性、放浪性、根茎(リゾーム)的様相を完全に解読したジョン・ケージ註解であり、1個の稀有な《作品》である。
目次
- 未完成の美学
- 演奏者と偶然
- 無意図の実験
- ジョン・ケージの経験主義
- ソナタとインタールード
- ローツァルト・ミックス
- ソング・ブックス
- ケージとデュシャン
- 声、時間の象徴
- ジョン・ケージの状況〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より