日本歴史の精神分析

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日本歴史の精神分析

中野久夫著

時事通信社, 1987.11

タイトル読み

ニホン レキシ ノ セイシン ブンセキ

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注記

文献:p233〜237

内容説明・目次

内容説明

日本人の歴史が刻み込まれている『古事記』や『今昔物語』のなかに作家の深層心理を探り、豊臣秀吉をアドラーの劣等感理論で論じ、須佐之男、倭建、和泉式部、鴨長明、西行、一遍、吉田兼好、松尾芭蕉、西鶴、近松門左衛門、上田秋成らを、フロイト、ウィニコット、クレッチマー、土居、ラカンらの分析理論で解く。

目次

  • 精神分析学からみた日本歴史
  • 原始・古代ヘの精神分析学的視点
  • 中世ヘの精神分析学的視点
  • 近世への精神分析学的視点
  • 古代史を彩る須佐之男と倭建
  • 『今昔物語』にみる海人族の影
  • 黎明から薄暮への古代文学
  • 『和泉式部日記』の奔放な性
  • 『方丈記』にこめられた攻撃性
  • 中世隠者たちの自己修復
  • 『お伽草子』と山人または山窩
  • 『古事記』『今昔物語』『お伽草子』のなかの神
  • 芭蕉のものぐるい
  • 生の本能の西鶴から死の本能の近松へ
  • 『雨月物語』と『四谷怪談』の深層にある性
  • ある朱子学者の多病多憂
  • 黄表紙の表れた享楽と退廃

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN01603710
  • ISBN
    • 4788787369
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    241p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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