二重スパイ化作戦 : ヒトラーをだました男たち
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二重スパイ化作戦 : ヒトラーをだました男たち
河出書房新社, 1987.9
- タイトル読み
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ニジュウ スパイカ サクセン : ヒトラー オ ダマシタ オトコタチ
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注記
二重スパイ化組織活動年表:p290〜300
The double-cross system.の翻訳
内容説明・目次
内容説明
第二次世界大戦において、イギリスがドイツに対して行った謀略工作はよく知られている。このイギリスの対独情報戦略の中心をになっていたのが、W委員会を頂点とする2重スパイ化組織運営委員会であった。著者は、その委員会のブレーンとして戦時中活動したが、戦後職を辞した直後の短い休暇中に、その報告書をまとめあげた。だが、この文書は25部が関係者の手にわたっただけで、破棄されてしまった。以後27年にわったて、イギリス政府はこの文書を秘匿しつづけたが、この書はイギリスのスパイ工作の内幕を記録し、その情報戦略をときあかした幻の貴重文書として、関係者にその存在を噂されていた。したがって、1972年、アメリカの大学出版局から本書が出版された時、イギリス政府は恐慌をきたしたといわれている。
目次
- 2重スパイの理論と実際
- 2重化工作法の起源
- 1940年秋
- 2重スパイ組織の運営機関
- 1941年の交信
- 1941年の実験的計画
- 1941年のエージェント
- 1942年における進展
- 1942年に活躍した2重スパイの仕事と経歴
- 1943年における諸活動
- ノルマンディ上陸作戦とフランス侵攻作戦掩護のための欺瞞工作について
- 終戦時における2重スパイの活動について
- 結論
「BOOKデータベース」 より