モーツァルトピアノ・ソナタ : 楽曲構成と演奏解釈

Bibliographic Information

モーツァルトピアノ・ソナタ : 楽曲構成と演奏解釈

山縣茂太郎著

音楽之友社, 1988-1989

  • 上巻
  • 中巻
  • 下巻

Title Transcription

モーツァルト ピアノ ソナタ : ガッキョク コウセイ ト エンソウ カイシャク

Note

上巻:K.279,K.280,K.282,K.283,K.284; 中巻:K.309,K.311,K.310,K.330,K.331,K.332,K.333; 下巻:K.475,K.457,K.533/494,K.545,K.570,K.576

Description and Table of Contents
Volume

上巻 ISBN 9784276130418

Description

モーツァルトのピアノ・ソナタは、どんな構造で成り立っているだろうか、主題のはたらき、楽句、楽節、楽章それぞれのかかわり合い、さらには展開の方法など、また彼独自の構成と、そのなかにひそむ彼の言葉と詩情、モーツァルトの音楽美に魅せられて15年この方、わたしの心のうちを往来したあれこれのすべてを、3巻の本にまとめてみた。この上巻は、初期のザルツブルク時代に属する6曲のピアナ・ソナタの、構成と演奏上の解釈についての論述にあてた。

Table of Contents

  • 序説 モーツァルトの動機
  • ピアノ・ソナタ第1番ハ長調K249
  • ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調K280
  • ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調K281
  • ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調K282
  • ピアノ・ソナタ第5番ト長調K283
  • ピアノ・ソナタ第6番ニ長調「デュルニッツ」K284
Volume

中巻 ISBN 9784276130425

Description

この中巻では、モーツァルトが1777年から翌78年にかけて作曲した7曲のピアノ・ソナタの構成と演奏上の解釈について論述した。これらのソナタは、彼が宮廷音楽家の職から離れて自由の身となり、新しい職を求めてザルツブルクを旅立ち、マンハイム、パリと遍歴を続ける1年あまりの短期間にできたもので、一作ごとに構成上の新機軸が打ち出され、それぞれ独自の個性をたたえ、〈モーツァルトらしさ〉にあふれた音楽美を表現している。

Table of Contents

  • ピアノ・ソナタ第7番ハ調長K309
  • ピアノ・ソナタ第8番ニ長調K311
  • ピアノ・ソナタ第9番イ短調K310
  • ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K330
  • ピアノ・ソナタ第11番イ長調K331
  • ピアノ・ソナタ第12章ヘ長調K332
  • ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K333
Volume

下巻 ISBN 9784276130432

Description

この下巻には、モーツァルトがウィーンで作曲した最後のピアノ・ソナタ5曲の、楽曲構成と演奏解釈を取りあげた。

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