山で死なないために
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書誌事項
山で死なないために
朝日新聞社, 1987.7
- タイトル読み
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ヤマ デ シナナイ タメニ
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山で死なないために
1987
限定公開 -
山で死なないために
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内容説明・目次
内容説明
登山記者20年のスクラップブック。繊細な感覚で山に分け入り、そっと登って、そっと静かに下りてくるような山登りを心がければ、山を傷つけないし、自らも傷つかない。「山で死なない」ための、これからの処方箋は、「静かな登山」の中に求められるように思う。登山者として、いや、一人の人間として、自然とのつきあい方をどう考えるか、これは、私たち一人一人に問われている問題なのである。
目次
- 1 登山界のいま—自然との新しいつきあい方
- 2 遭難現場から(北アルプスの遭難多発地帯を行く;なぜ続発する冬山遭難;夏山に出かける前に;六百人の墓標の山、谷川岳)
- 3 遭難と人間(山岳二重遭難の補償;雪崩に立ち向かうことはできるか)
- 4 ヒマラヤ登山と遭難(増える、先鋭登山家の遭難;カラコルム遭難は、なぜ起きたか;日本隊よ、量より質だ;急ぎ旅は高山病の危険)
- 5 山々と人間たち(雲の上の満員電車;夏山の複合汚染;女性でにぎわう夏山;シゴキ場面にOBが心配;いまだに残る暴力体質;荒廃が進む奥日光の山々;荒廃する南アルプス;ライチョウ保護の実態をみる;秩父の名山「武甲山」哀話)
- 6 スキーブームのなかで(スキー場開発の後遺症;急ぎすぎた観光開発;雪崩が怖いスキー場;歩くスキーがブームに)ほか
「BOOKデータベース」 より