徳川家康
著者
書誌事項
徳川家康
(岩波文庫, 33-120-3-4,
岩波書店, 1988.1-1988.4
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- タイトル読み
-
トクガワ イエヤス
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内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784003312032
内容説明
明治民間史学の巨星、山路愛山(1864‐1917)が晩年に書き上げた家康伝の先駆的業績。過去を単に死んだ過去としてではなく、そこに自己を投入して、過去を現在の中に甦らせて論ずるという愛山の史伝・史論を一貫する特質が行間に滲みでており、巧みな歴史叙述とあいまって、歴史を読む面白さを満喫させてくれる。
目次
- 徳川氏の起りの事、清康の事
- 清康時代の社会組織
- 家康、尾張に囚わる。広忠歿す
- 家康、駿府に行く
- 少年時代の家康
- 樋狭間合戦
- 家康・信長の同盟
- 今川氏はじめて狼狽す
- 門徒一揆
- 信玄、駿河を取る今川氏は何故に亡びしや
- 信玄、駿河の占領を確実にす
- 義昭、信長を包囲攻撃して成功せず
- 義昭、信長に背く
- 武田信玄論
- 勝頼は攻勢、家康は守勢
- 松永弾正論
- 徳川信康論
- 信康母子の横死
- 武田氏亡ぶ
- 時世の子、織田信長〔ほか〕
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784003312049
内容説明
下巻では、本能寺の変から秀吉の天下統一・関ヶ原の戦い・江戸幕府開設を経て、家康の死までを論ずる。家康をはじめ、信長・秀吉・三成等に対する的確な人物評価や東日本と西日本の社会の相違についての鋭い考察が光る愛山史論の最高傑作。愛山小伝と引用史料一覧を付す。
目次
- 駿河・甲斐・信濃の占領
- 小牧陣の始終
- 秀吉と家康の講和
- 関東移封
- 関ヶ原戦争
- 豊臣氏の滅亡
- 徳川家康論
「BOOKデータベース」 より