からくり
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からくり
(河出文庫, . 新版・遊びの百科全書||シンパン・アソビ ノ ヒャッカ ゼンショ ; 1)
河出書房新社, 1987.7
- タイトル別名
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新版遊びの百科全書
- タイトル読み
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からくり
1987
限定公開 -
からくり
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注記
主要参考文献:p220
内容説明・目次
内容説明
ギリシアの数学者ヘロンは、すでに2000年前に自動ドアを作っていた。産業革命の礎となる織機モデルを製作した18世紀フランスの技術者ヴォーカンソンは、笛吹き人形やアヒルの自動人形を作り、人々を警嘆させた。東芝の前身となる日本初の民間機械工場・田中製造所を設立した江戸末期のからくり師田中久重は、からくり儀右衛門の名で親しまれ、自作のからくりで旅興行まで行ない、各地の祭りをにぎわした。想像力を徹底的に遊ばせたとき、遊びは新しい技術を生みだす。本書に展開された遊びの数々は、現代人を快く刺激しないではおかないだろう。
目次
- からくり事典—からくりとコンピュータ(マリオネット—糸を通してエネルギーと意志を与えられる人形;ヘロン—からくり仕掛けの元祖;蘇頌の水運渾儀—水車仕街けの天文時計;ヴィラール・ド・オヌクールの天使時計;ストラスブール設計—からくり時計の傑作;竹田近江—からくり人形の開祖;大野弁吉—加賀の平賀源内と称された謎のからくり師;からくり儀右衛門—からくり師から最先端技術者へ;茶運び人形;グロットのプログラム装置;ヴォーカンソンとジャケ・ドロス—ヨーロッパ自動人形の黄金時代)
- 自動人形その生と死(自動人形—魔術と技術のあわい;デカルトと少女人形;ヴォーカンソンと笛吹き人形;ジャケ=ドロスと筆写人形;江戸からくり;よみがえった茶くみ人形;さまよう人形たち ほか)
「BOOKデータベース」 より