価値と分配の理論 : スラッファ経済学入門
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書誌事項
価値と分配の理論 : スラッファ経済学入門
(ポスト・ケインジアン叢書, 17)
日本経済評論社, 1987.12
- タイトル別名
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Value and distribution in capitalist economies : an introduction to Sraffian economics
- タイトル読み
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カチ ト ブンパイ ノ リロン : スラッファ ケイザイガク ニュウモン
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注記
参考文献: p263-272
内容説明・目次
内容説明
スラッファ『商品による商品の生産』の出版以後、彼の理論は様々な方向で展開されてきた。この分野に関して多くの書物が既に出版されてきたが、叙述がかなり数学的であったため、初学者には必ずしも適切なものではなかった。本書は、初学者にも理解しやすいように図解を多用して、スラッファ理論の基礎から応用までを詳細に解説している。説明の平易さに加えて、国際貿易、固定資本、地代などの応用面にも言及している点で、スラッファの理論とその展開に関心のある者にとって、格好の入門書となるであろう。
目次
- 第1部 古典派価値論の再構成(分配と価格の単純な理論;労働価値論)
- 第2部 単一生産物のスラッファ‐レオンティエフ体系(生存経済;剰余を含む生産;消費対成長;「標準体系」と基礎商品;相対価格と利潤率;多数技術;国際貿易への応用)
- 第3部 結合生産体系(純粋な結合生産;結合生産物を含む「標準商品」;固定資本;地代の理論)
- 第4部 より広範な諸問題
「BOOKデータベース」 より