鯨会社焼き打ち事件 : みちのく漁民一揆の記録
著者
書誌事項
鯨会社焼き打ち事件 : みちのく漁民一揆の記録
サイマル出版会, 1987.10
- タイトル別名
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Destroy the whaling plant! : an account of Tohoku fishermen's uprising
鯨会社焼き打ち事件 : みちのく漁民一揆の記録 : 明治四十四年八戸の<浜が泣いた日>
- タイトル読み
-
クジラガイシャ ヤキウチ ジケン : ミチノク ギョミン イッキ ノ キロク
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注記
標題紙に「明治四十四年 八戸の〈浜が泣いた日〉」とあり
内容説明・目次
内容説明
この本は、日本の捕鯨が危機を迎えた今、明治末年みちのく八戸の浜に起こった「鯨会社焼き打ち事件」を、八戸出身で国際翻訳賞に輝く著者が、情熱をこめて取材、生き証人たちの声を軸に甦らせた、日本近代捕鯨史の隠された記録である。
目次
- 漁民は暴動に走った—プロローグ
- 1 浜が泣いた日(事件の回想—八戸の人びとは語る;東洋捕鯨会社の進出と浜の漁;暴動を招いた政財界のミス;渦中の石田家旅館—石田多吉翁の手記;暴徒の来襲)
- 2 鯨会社焼き打ち事件—ドキュメント・判決文(ずらり被告漁民たちへの判決;漁民の襲撃も激し;警官たちの孤軍奮闘;捕鯨賛成者にも暴行;風雲急をつげる人間模様;騒擾終わり、歴史は記録す;寺井五郎氏の記録—エピローグ;鯨と人間)
「BOOKデータベース」 より