女人天耕 : 瀬戸内の段々畑
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女人天耕 : 瀬戸内の段々畑
(常民叢書, 19)
日本経済評論社, 1987.12
- タイトル読み
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ニョニン テンコウ : セトウチ ノ ダンダンバタケ
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内容説明・目次
内容説明
瀬戸内のピラミッドと呼ばれる段々畑。色づくミカン、花咲く除虫菊の島は遠目には美しい。だが、水を運び、肥料を担ぎあげ、イモを食いながら、女性たちが命を刻みつけた過酷な島である。12人の老女が語る苦難の生活誌。
目次
- 祖食が生んだ島の長寿(藤原カズエ)
- 水不足の島に生きる(中田チエ子)
- 食まで始末して買った段々畑(折本スギヱ)
- 手で築いた段々畑(坂本ミサヨ)
- 島の芋食いといわれ(水元チヨミ)
- 段々畑に生きる運命(高ミサヨ)
- 夫戦死のあと(村上君子)
- 女手の渡り作(峯松タツノ)
- 山頂に開く(加登スエミ)
- 石で築いた段々畑(金子水恵)
- 月明かりで開墾(木本ナツヱ)
- 分家、無一物から(里田鈴子)
「BOOKデータベース」 より