天草時貞
著者
書誌事項
天草時貞
(人物叢書 / 日本歴史学会編集)
吉川弘文館, 1987.5
- : 新装版
- タイトル読み
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アマクサ トキサダ
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天草時貞
1987
限定公開 -
天草時貞
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注記
主要参考文献: p313-314
折り込図1枚
内容説明・目次
内容説明
クルスの旗印を高く掲げて原の故城に立篭る一揆勢4万の指導者、天の使と仰がれキリシタンの妖童として怖れられた少年四郎時貞。国際色豊かな島原の乱の全貌を、豊富な史料と明快な行文に描きつつ、その人物像を鮮かに浮彫した異色の伝記であり、島原一揆の顛末を知る上にも好個のもの。正に一幅の好絵巻というべきである。
目次
- 1 奇蹟の少年—島原の乱はこうしておこった
- 2 緊急指令—幕府はどんな対策をたてたか
- 3 囚われた母娘—明らかにされた時貞の素性
- 4 背水の陣—富岡城危機に陥る
- 5 原城包囲—城内の礼拝堂にこもる時貞
- 6 抵抗の戦術—追いつめられた人、板倉重昌
- 7 大砲と矢文—唐人とオランダ人の役割
- 8 丸腰の使者—降伏勧告が試みられた
- 9 首実検—最後まで登場しなかった主役
「BOOKデータベース」 より