中世禅者の軌跡 : 中巌円月
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書誌事項
中世禅者の軌跡 : 中巌円月
(法蔵選書, 42)
法蔵館, 1987.7
- タイトル読み
-
チュウセイ ゼンシャ ノ キセキ : チュウガン エンゲツ
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注記
年表:p275〜287
内容説明・目次
内容説明
純粋に正法と良師を求めて大陸に渡り、元の政情不安を見ながら修行した中厳円月は南北朝動乱の渦中に帰国し、他派の僧から生命を脅かされつつも自己の信ずる禅風を独り宣布し、後醍醐天皇に王法仏法の政策を献言する。—室町期の型式的な詩作に堕ることなく、政治と文学の狭間にあった自らの心境を、自由闊達な詩風に詠み込んだ、稀有の詩僧の生涯。
目次
- 1 はじめに
- 2 生い立ち
- 3 修行時代
- 4 在元時代
- 5 大慧禅
- 6 嗣法表明まで
- 7 中厳円月の思想
- 8 受難時代
- 9 鎌倉と利根
- 10 官寺に出住
- 11 入滅まで
- 12 結び
「BOOKデータベース」 より