書誌事項

ニーベルングの指環 : その演出と解釈

ディートリヒ・マック編 ; 宇野道義,檜山哲彦共訳

音楽之友社, 1987.11

タイトル別名

Theaterarbeit an Wagners Ring.

タイトル読み

ニーベルング ノ ユビワ : ソノ エンシュツ ト カイシャク

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内容説明・目次

内容説明

1976年、バイロイト祝祭劇場は100年を迎えた。一方1970年以降、ヨーロッパ各地では気鋭の演出家による新しい《指環》演出の解釈と演出による上演が盛んに行われるようになった。これらの演出に共通しているのは、幾重もの層に埋もれている《指環》を掘り起こし、現代の光で照射することだった。本書では、こうした現代の演出家、指揮者、音楽学者らによる新しい時代の《指環》の演出と解釈を、その豊富な舞台写真とともに紹介するビジュアルな案内書。

目次

  • 1 舞台の使命(啓蒙と告白;わかることとわかりやすいこと)
  • 2 《指環》の舞台(ユートピアそれとも世界史の再現か;演出家ウルリヒ・メルヒンガー、トーマス・リヒター・フォルガハ〈舞台美術〉、ハンス・ヨアヒム・シェーファー〈ドラマトゥルギー〉と語る;無責任には反対—想像力には賛成!;《指環》演出のパースペクテイヴ;神話とリアリズムの間;舞台の上の世界劇;視覚と感情の想像力;寓意と舞台効果;ワーグナー演出の諸傾向)
  • 3 神話と革命(客観的解釈と社会参加する舞台;《指環》と革命;《指環》における神話とイデオロギー)
  • 4 楽劇の諸問題(音楽の構造についての覚書き;いま一度ワーグナーの形式の秘密について;音楽とドラマの関係;音楽劇と記号論の関係に関する注釈)

「BOOKデータベース」 より

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