円とドルの攻防
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円とドルの攻防
飛鳥新社, 1988.1
- タイトル読み
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エン ト ドル ノ コウボウ
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注記
プラザ合意からの2年間の歩み: 巻末
内容説明・目次
内容説明
世界の為替相場の大きな流れを決める一握りの男たちが存在している。俗に「通貨マフィア」という。マフィアというと、アングラ・マネーに手を染めるギャングを思い浮かべてしまうが、この場合は、れっきとした世界の少数エリート集団である。いまや、世界の通貨は、彼ら「マネーの司祭」の手の平の上にある。いったい通貨マフィアとは、何者か。いつ、どこで、どんな動きを見せるのか—。国際通貨戦争の「陰の主役」を追ったノンフィクション・レポート。
目次
- 第1章 謎につつまれた「通貨交渉」の裏側
- 第2章 円高・ドル安を演出した男たち(行天豊雄財務官;大場智満前財務官;澄田智日本銀行総裁;ジェームズ・ベーカー財務長官;ポール・ボルカー前連邦準備制度理事会(FRB)議長;リチャード・ダーマン前財務副長官;デビッド・マルフォード財務次官補;アラン・グリーンスパン連邦準備制度理事会(FRB)議長)
- 第3章 通貨マフィアの戦い—激動の2年間(米国、ドル高是正に乗り出す;「協調介入」が決定;サシの勝負士・宮沢登場—宮沢蔵相誕生;サンフランシスコで激論—宮沢・ベーカー秘密会談;日本、内需拡大に踏み切る—「総合経済対策」を発表;日独連携プレーで米国に応酬—ワシントンG5会議;ベーカー財務長官の執念;宮沢蔵相、捨て身の訪米;「プラザ合意」の終えん;中曽根首相、最後の大盤振る舞い—レーガン大統領との会談;「暗国の月曜日」到来す—ニューヨークで株価大暴落)
- 第4章 1ドル=360円が瓦解した日(東京外為市場を直撃したニクソン・ショック;「変動相場制への移行」を正式発表;通貨が国家の威信を象徴する時代に)
「BOOKデータベース」 より