鎖国日本と国際交流

書誌事項

鎖国日本と国際交流

箭内健次編

吉川弘文館, 1988.2

  • 上巻
  • 下巻

タイトル読み

サコク ニホン ト コクサイ コウリュウ

内容説明・目次
巻冊次

上巻 ISBN 9784642032841

目次

  • 鎌倉初期の対外関係と博多(川添昭二)
  • イエズス会年報制度と日本〈上〉(柳田利夫)
  • キリタン時代におけるイエズス会日本管区の人的構成と評価について(宮崎賢太郎)
  • ポルトガル領インドにおけるレアル貨為替相場とイエズス会宣教師(高瀬弘一郎)
  • 元和3年、イエズス会士ポーロの中国・四国布教について—讃岐高松の殉教事件を中心にして(五野井隆史)
  • 秀吉の国内統一過程における小西行長(国重顕子)
  • 自治都市「博多」の成立と発展(武野要子)
  • 豊臣期海外貿易の一形態続論—肥後加藤氏関係の新出史料の紹介をかねて(森山恒雄)
  • 長崎文化史序説(越中哲也)
  • 平戸貿易と銅(鈴木康子)
  • 島津藩の中国貿易と鎖国(児玉太刀男)
  • 鎖国形成期のキリシタン禁制と琉球—徳川政権のマニラ出兵計画の背景(真栄平房昭)
  • 半天満訴状考(金井団)
  • 近世朝鮮官人の日本天皇観(三宅英利)
  • 近世初期における長崎貿易規模について(石田千尋)
  • 明清交替期における幕藩制国家の琉球支配(上原兼善)
  • 平戸オランダ商館日本人通詞貞方利右衛門考(加藤栄一)
  • 初期御定高の生糸輸入額等に関する規定(太田勝也)
  • 対外関係史と九州(藤野保)
  • 近世外交文書集成の歴史—「異国日記」を中心として(木崎弘美)
  • 環シナ海域交流史における台湾と日本(曹永和)
巻冊次

下巻 ISBN 9784642032858

目次

  • 長崎奉行と市法商法(永積洋子)
  • 康煕帝と正徳新例(松浦章)
  • オランダ人と泉屋と大坂銅吹所(庄司三男)
  • 脇荷貿易雑考(山脇悌二郎)
  • 鎖国期における輸入品の流通と抜荷物(中村質)
  • 幕末期佐賀藩の長崎貿易(木原溥幸)
  • 阿蘭陀通詞西吉兵衛父子について—南蛮・阿蘭陀通詞と医学兼修・教授(片桐一男)
  • 江戸時代に長崎出島オランダ商館に手交された注文書について—オランダ国立総合文書館所蔵史料の紹介を中心として(大森実)
  • ライデン国立〓葉館の歴史とシーボルト・コレクション—特にシーボルトの自筆書翰「1864年ヴュルツブルグからの公開状」を中心に(石山禎一)
  • 航載洋書目録の考察—シーボルト再渡来時の将来蔵書目録(向井晃)
  • 東禅寺事件にみるシーボルトの外交的活動について(沓沢宣賢)
  • 安政6年の出島の大火—オランダ海軍中尉ウィヘルスの日記から(森岡美子)
  • 新渡唐本の国内販路(森睦彦)
  • 森家旧蔵「分限帳」について—唐通事研究資料として(原田博二)
  • 鹿児島藩の唐通事について(松下志朗)
  • 琉球館調達金に関する一史料(安藤保)
  • 幕末外交と「南島雑話」の成立(黒田安雄)
  • 嘉永・安政期の日露交渉—「西亭私記」を中心に(杉谷昭)
  • ビッドル来航問題再考(山口宗之)
  • 慶応期の幕使遣韓策—仏米・朝鮮間調亭の企図(安岡昭男)
  • 東関東内陸運河計画とオランダ(田中則雄)
  • 南方施策と台湾総督府外事部(長岡新治郎)

「BOOKデータベース」 より

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