食卓の上の小さな渾沌

書誌事項

食卓の上の小さな渾沌

四方田犬彦著

筑摩書房, 1987

タイトル読み

ショクタク ノ ウエ ノ チイサナ コントン

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内容説明・目次

内容説明

テーブルの上の小さな宇宙をめぐって、気鋭の批評家にして無類の食いしん坊が傾ける蘊蓄の数々。幼少時の舌の追憶から麺の形面上学へ、さらに食の達人たちに捧げられたオマージュへ。「口より入るすべて」に及ぶ軽やかで先鋭な文化論。食物批評・料理人類学。

目次

  • 1 aperitivo しょくぜんしゅ
  • 2 antipasto おーどぶる(ひとりで食事をすることの孤独について;小僧の神様の神学;ビビンバ・コムプレックス)
  • 3 primo piatto さいしょのおさら(ビビン冷麺;たくさんのパスタ;麺の思考)
  • 4 secondo piatto にばんめのおさら(パリで1番安いフランス料理店;クリスト・コムプレックス;まっ昼間から呑むこと)
  • 5 insalata さらだでいっぷく
  • 6 formaggi ちいずもあるよ(モードとしての食事;みそ汁の神話作用;料理とセクシャリティ)
  • 7 frutta くだもの(吉田健一における食うこと呑むこと;北大路魯山人における食うことと罵倒すること;白土三平における食うことと採集すること;石原吉郎における食うことと生存すること)
  • 8 dolce さいごにあまいもの(アリスと消化の欲望;断食の教え)
  • 9 il conto さておかんじょう

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN01887720
  • ISBN
    • 4480822348
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    231p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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