喜劇の誕生
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喜劇の誕生
沖積舎, 1987.1
- タイトル読み
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キゲキ ノ タンジョウ
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内容説明・目次
内容説明
引っ越し魔の遊動民(ノマド)と、野放しの子供と、演劇をライフスタイルにする道化とが愉快な徒党を組んで、定住を強い、意味を押しつけ、人を卑屈にする近代の調教のシステムを陽気な嘘でズッコケさせる。
目次
- 1 ノマド(狩猟民と都市流民と;縄文幻想からの脱却;ノマドとコメディアン)
- 2 道化(攻撃阻止術としてのコメディー;エドガー・ポオの道化殺し;露出狂の道化ダリ)
- 3 遊び(滑稽文学序説—内田百〓;ソクラテスか、ソフィストか—花田清輝ほか;滑稽化された私—福田恒存ほか;マルスからヘルメスへ—種村季弘;水魅戯る—池内紀)
- (精神の低空飛行術—種村季弘;ストイック・コメディアン—池内紀;所有の国からの脱出—シャミッソー;下町ポップ戦記—秋山祐徳太子;パロディストの踏み外し—赤瀬川原平;ピカロの義侠心?—井上ひさし;吉原者たち—隆慶一郎;脱日本のシュレミール—夢野久作;喜ばしき道行—片山健;運動産屋の詐術—唐十郎)
「BOOKデータベース」 より