職人歌合 : 中世の職人群像
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書誌事項
職人歌合 : 中世の職人群像
(平凡社選書, 114)
平凡社, 1987.12
- タイトル読み
-
ショクニン ウタアワセ : チュウセイ ノ ショクニン グンゾウ
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内容説明・目次
内容説明
鍛冶や番匠などのいわゆる「職人」はもとより座売、振売の商賈たち、山林・海辺の生活者、遊行する聖や異形の雑芸能民、医師、陰陽師、博打、船人、そして立君、図子君…。「職人歌合」の舞台には農以外の道々の者どもが多様な姿で登場する。この異色の歌合絵巻は、いつ、だれによって、どのような動機のもとに創られたのか。和歌、判詞、画中詞を読み姿絵に注目して鮮やかに描く中世職能民の世界。
目次
- 第1章 「職人歌合」の魅力
- 第2章 「職人歌合」の成立(「職人歌合」の水源—『東北院職人歌合』;辛酉の年の歌合—『鶴岡放生会職人歌合』;維摩経と水無瀬神—『三十二番職人歌合』;『白氏文集』と代替り—『七十一番職人歌合)
- 第3章 「職人歌合」の世界(番いとなる「職人」たち;異色の「職人」群像;画中詞に見える「職人」たち;「職人」の土地)
- 第4章 「職人歌合」の文学性
- 諸本研究
「BOOKデータベース」 より