聲
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聲
筑摩書房, 1988.2
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声
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コエ
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声
1988
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声
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Description and Table of Contents
Description
思慕し、誇示し、たたえ、名づける声。神に、王に、恋する者に、生まれ出た者に、死者に向って発せられる声。すぐれて個別的かつ制度的な声。声をめぐり、アフリカの無文字社会でのフィールド・ワークにはじまる考察は、日本・ヨーロッパ諸語の擬声語・擬態語、音感、類音類義、楽器と言語、語り、民話、音楽…人称と、さまざまな事象に及ぶ。声の豊饒な沃野のなかに近代社会の個性(ペルソナ)の裡の姿を浮かび上がらせる。
Table of Contents
- 権力の声、戯れる声
- 音声の象徴性
- 音と意味
- 類音類義
- 楽器音と言語音
- 声で奏することと楽器で語ること
- 音の共感覚
- 名を呼ぶ
- うたう、あてこする
- 死者の名を呼ぶ
- 名をたたえる—声の芸人たち
- ほめる声、おびやかす声
- 名とうたのあいだ
- 語りの人称
- ことばの職人、ものの職人
- 人称の多重性
- 声とペルソナ
- 記号をこえて
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