終末観の民俗学
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書誌事項
終末観の民俗学
(シリーズ・にっぽん草子)
弘文堂, 1987.11
- タイトル読み
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シュウマツカン ノ ミンゾクガク
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注記
参考文献: p200-203
内容説明・目次
内容説明
救世主という存在をもたず、「今」を志向する時間観念しかもたない日本人にとって、古来「終末」とは必ず回避されるべきものとして語られてきた。地震、境界、闇、新宗教、占いなど様々なフォークロアを素材に、伝承と現代を結びつけるものとしての日本人の終末観を探る。
目次
- 第1章 災害のフォークロア(村の大事件;災害ユートピア)
- 第2章 「世の終り」の伝統(終末と世直し;メシアの意識;入定行者の思想)
- 第3章 終末の都市(都市の心意;盛り場の怪異;ケガレとハラエ)
- 第4章 現代世相のフォークロア(人が居なくなる都市;占いと崇り;都市のよみがえり)
「BOOKデータベース」 より